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1:30~4:30 [日記]


なぜかこんな時間に目が覚めてしまった。
いつの間にか眠ってしまったみたいだ。TVもつけっぱなしだ。
幸いなことに3時間無操作だったら自動的に切る装置が作動して
電気代の損失は、免れたようだ。外は深闇の闇だ、月もない。
街路灯の明かりだけがぼんやりと見える。
何時頃眠ってしまったのだろうか?ぼんやりと考えてみる。
たしか昼過ぎの映画をTVで放映していたのは、覚えている。
たしか4時頃からの放映だったはずだ。
ストーリーを初めの方だけしか覚えていないので夕方の5時頃に
寝落ちしたのだろう、随分と長い時間を眠っていたみたいだ。
夕御飯も食べずに眠ってしまったものだからハラが減って目覚めた。
いつものように空腹に耐えねばならないが今日も耐えられそうにない。
カップ麺を備蓄しているせいなのか非常用として保存してある袋に
手が伸びる。真夜中のカップ麺だ。
 
 
1-IMG_1741.JPG 
必要最小限度の明かりでお湯を沸かし、いつものようにカップ麺に注ぐ。
これを食べたら眠りにつかなければならないだろう。
ぼんやりと考えながらお湯を注ぐ。( ゚д゚)ハッ!
これはたぬきそばだったあ!天ぷらを取り出しておいてサクサクを
食べるのが良かったのに、考え事をしていて忘れたしまっていた。
うああああああっ!お湯を注いだあとでは、取り返しがつかない。
・゜・(ノД`)・゜・しかたがない3分待つのだ。あとのせのサクサクの
天ぷらは諦めるしかないのだろう。゚(゚´Д`゚)゚
 
2-IMG_1742.JPG 
カップ麺の蓋を全開放する。思ったとおり天ぷらは、しっとりと濡れている。
箸を入れるとフワフワと漂い出して、つかみどころがなくなっている。
麺と絡まって口に運ばれる。おおおおおおっ!これはこれで
んまいっ!
 
麺の食感に加えて汁をたっぷりと吸った天ぷらが味の脇を固める。
ジューシさと天ぷらの油のコクとが混ざり合いこれはこれで旨い。
本来ならば、サクサクの感じを味わったあとに感じる味なのだが、
全部これでも依存はないが、やはりサクサクも味わいたかったなぁ!
ちょっと心残りであったが、真夜中のカップ麺を平らげてしまった。
さあ、あとは眠るだけである。やはり夜中に起きていると電気代の
無駄だと思うし、このまま起きていても昼寝をしちゃいかねないので
時間の無駄でもある。電気を消して眠る体制に入る。
カップ麺で満腹になったので、すんなり眠りに入ることが出来るはずなのに
なかなか眠れない。なんとか体内時計を平常に戻さなければならない。
社会生活を営むのに必要だからだ。昼寝なんてしてしまうと堕落の
第一歩だと考えているからだ。なるべく世間の人と同じように
生活していないと社会の落伍者みたいで生存意義がなくなってしまう。
底辺の貧乏四畳半でも社会の常識で動いていかねばならない。
こういう信念のもと貧乏四畳半を運営しているのだが夕寝したあとでは
なかなか眠ることができない。それでも暗闇の中では、少しばかり
ウトウトして眠ることができた。
突然!なにかの気配で目が覚めてしまった。
枕元の床になにかしら蠢くものがっ!黒い悪魔!ゴっ!ゴキっ!
思わず目を合わせてしまった。一瞬!息を飲んでしまった。
すぐに体が動かない。退治しなければっ!と、思うほど体が動かない。
ほんの少し目を離した瞬間!その黒い物体は、音も立てずに素早く
カサカサと消えてしまった。その素早さに目で追うことができずに
見失ってしまった。こ、これはっ!莫大な予算をつぎ込んで
退治しなければならないだろう。月末のお金がない時に限って
追加予算を組まなければならないとは!!!!!!
気が遠くなって、そのまま眠ってしまったのだった。
 

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