夜明け前 [パン食]
支払日が迫ってきているが、支払う予定の金額がない。
支払不履行が迫ってきているので心の平安が保てない。
よって、まだ夜明けまで時間があるというのに目が冴えて
眠りに戻ることができないでいる。
未来のことを不安がっても何もできないのに・・・
世紀末が訪れる前の静かな時間だ。
金はないが時間は、ある。しかし、時間は金を生まない。
夜明け前の月は、明るく輝いている。未来は明るくないのに
静かな夜は、もう少しで終わってしまう。
心が風邪をひいたような感覚で夜明けのコーヒーを飲むと
苦い思いのみが強調されて、暗い黒い液体が破滅への
道しるべみたいに喉に滑り込んでくる。夜明けに気温が
下がると天気予報で言っていたが、春の真っただ中なので
そんなことはないだろうとタカをくくっていたが、さすがに
4時をまわってぐっと気温が低くなってきた。
夜明けのコーヒーの湯気がそれを証明している。しかし
5時をまわり日が昇り始めると不安な気持ちがどんどん
薄れるように気温は、上昇して明るく光り輝いてきた。
何とかなる。金は天下の周りもの。父の口癖だった貧乏の
言い訳がいつの間にか自分も口にしていることに苦笑い。
どんどん日が昇ってきて空が明るくなって不安な気持ちが
薄らいでくると空腹がぐんぐんと大きくなってきた。
廃棄物処分の横流しパンをほおばると元気が出るような
気がしてしまう。ずいぶんと気が晴れてきた。
生活が苦しいと心まで苦しくなって、苦いコーヒーが
さらに苦くならないように好きな食べ物のことを考えて
前向きに生きることにしたのだが、食材とかでお金が
かさんでしまい自転車操業から抜け出せないでいる。
食材費を少しでも少なくするために今日も頑張るのじゃあ!
前を向いて歩けば、きっといつかは・・・・
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