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認知症とコロッケ丼 [どんぶりっ]

 


老後は認知症との戦いである。年を重ねるにつれて忘れることが多く


なるのだった。最初はそんなに気にならなかったが、徐々に耳につい


てくる。同じ話を何回も何回も話してくるのだ。隣のばっさまも認知


症である。もう、100歳を超えてしまっているから当然と言えば


当然なのだが、話したことをすぐに忘れてしまうから、今日が何日で


何曜日か?同じ話を何回も何回もするのは苦痛である。隣の娘も時折、


堪忍袋の緒が切れて言い合いしているのが聞こえてくることが、


よくあるのだった。何度も同じ事を言って聞かせるのは、苦痛なの

だが、それがわからないからなおさらである(´;ω;`)ウゥゥコロナ

の影響で外出もままならない年金暮らしのお年寄りは、話し相手も

誰もいない室内でじっとしていることができないのであろうか?

若者は、仕事だとかに出かけられるけれども年金暮らしのお年寄り

は、せめてもの病院内で話し相手を求めているのかもしれない。

「最近、あのばっさまの顔を見ないねぇ・・」

「ああ!あのばっさまは具合が悪くなったそうだよ」

などと病院内での会話が弾んでいるのだろう(^▽^)/生きるのは

老化との戦いなのかもしれないなどと思うのである。今朝なにを

食べたのか思い出せない(;^_^A 昨日は?1週間前は?などと

思い出せないのだ。今でさえそうなるから、老後はご飯を食べた

瞬間から「めしは、まだかの~ぉ」と、言うのであろう(;^_^A

だから手順が複雑な料理は、できないのかもしれないのだった。

単純にズボラ飯とばかりに言えないのかもしれない(;^_^A

何度も同じ食卓の風景に異論はない!がっ!しかし( ノД`)シクシク…

これではいけないのじゃああああああああ!コロッケが安かった

ので、コロッケ丼なのじゃああああああああ!おおおおおおっ!

04-IMG_1764.JPG

んまいっ!

隣のばっさまから頂き物のトウモロコシの茹でたものを添えて、

食べるのじゃああああああああ!おおおおおおっ!ボケていても

茹でることはできるのじゃああああああああ!本人のばっさまは

普通にしているかもしれないが、塩加減より茹で加減や火の消し忘れ

などが心配になるのじゃああああああああ!おせっかいかもしれないが

向こう三軒両隣がすべて貧乏な貧乏長屋での出来事であった(;^_^A

 


ズボラ飯なのじゃああああ!














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